伯耆国 会見郡
たかひめねこまつとりで
高姫根小松砦

所在地
鳥取県西伯郡南部町高姫(字根小松)
城 名
たかひめねこまつとりで
高姫根小松砦
築城主
不詳(星川氏と推定される)
築城年
不詳
廃城年
不詳
形 態
山城
遺 構
郭跡※、堀切、土塁、竪堀、井戸跡、礎石、石積、虎口
※ 帯郭を伴う
現 状
山林、果樹畑
備 考
史跡指定なし
縄張図
高姫根小松砦略測図(鳥取県中世城館分布調査報告書第2集(伯耆編))※鳥取県教育委員会提供
城 主
巨勢
星川氏
星川氏の荘館のひとつとしている(会見町誌)
参考資料(史料及び文献、郷土史など)
鳥取県中世城館分布調査報告書第2集(伯耆編)(2004年 鳥取縣教育委員会)
年 表
不明
巨勢氏の一族で在地豪族、星川氏の采地であったと伝える。
星川郷、星川荘などの記述は見えるが砦についての記述は見られない。
概 略
1989年(平成元年)8月16日から8月26日にかけ高姫根小松遺跡の調査が行われたとするが城砦が調査場所に含まれたかは不明。
高姫村は星川郷に所在した十一村のうちの一村と会見町誌(初版)に記されていたが、最新版(南部町への合併による会見町消滅時に刷られた最終版)では「高姫」の記載が削られている。
高姫村が星川郷の荘内であったとすれば巨勢氏の一族で在地豪族、星川氏の有した城砦と考えられ、主郭南側に堀切が配されていることからも星川氏の拠点があった伯耆国高姫方形館、伯耆国浅井居館群への備えとし、南方からの敵勢力の侵攻を防ぐ防衛拠点とも考えられるが資料に乏しく推測の域を出ない。
写 真
2014年2月22日





























