【 伯耆古城図録(日野郡日南町篇) 】霞城 / 桜子城 / 霞上みの要害

最終更新日

2023/06/30

【 伯耆古城図録(日野郡日南町篇) 】霞城 / 桜子城 / 霞上みの要害

「霞の要害」と呼ばれる城郭群のひとつで、主郭(桜子城)部分が「霞城」と伝える城砦と推定されます。

令和5年5月27日に開催された「にちなん山城歩き-霞上みの要害-」にて登城を行い、この「霞の要害」の正体が少しだけ見えてきました。

再検討するに現在は別の城郭として扱われている霞の要害(字要害)、霞上みの要害(字上み要害)、桜子村古城(字鹿ノ山)は、実は全てを合わせて一つの城郭である「霞城」ではないかという推測です。

なぜ別々の城に分けられてしまったかは伯耆志の記述が一因と思われますが、日野郡野史では霞上みの要害(字上み要害)と桜子村古城(字鹿ノ山)について同一の城と再認識されていたようですが霞の要害(字要害)については別城郭としています。

城歴については不明な城ですが、唯一、城主に金井弾正という人物が伝えられています。

※霞城(霞の要害)、桜子城、霞上みの要害については城域が同一の城郭で今回はまとめて掲載していますが、今後切り分けて再掲載する可能性があります。

(鳥取県日野郡日南町霞)

houki-cf

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