【 伯耆古城図録(倉吉市篇)更新 】打吹城 越中丸
打吹城三ノ丸の別名は越中丸と呼ばれ、南条家の重臣、山田越中守の居城であったことに因みます。
越中丸の北側の麓には城下町が広がり、越中町、越殿町、瀬崎町、鍛冶町などが往時の城下と伝わります。
現在は越中丸跡広場として整備がされ、四国霊場を模した八十八ヶ所の石仏や石塔が鎮座しています。
(鳥取県倉吉市仲ノ町)
【 武将列伝更新 】
山田越中守…南条家に仕えた重臣。軍略は冴え、用兵も巧み、軍議では常に的確な判断を披露しますが主君に恵まれず、さながら三国志で言うところの袁本初(袁紹)に仕えた田元皓(田豊)のような立ち位置です。(悲惨な結末には至らなかったようですが)