【 伯耆古城図録更新 】久明山城

伯耆古城図録(西伯郡南部町篇)更新 】久明山城

西伯郡内最大級の山城、手間要害の属城のひとつと推定される城砦です。

特に名称が出てくる城砦ではなく、伯耆志では伯耆合戦記(天保2年の伯耆陰徳合戦記)の妄説から語り継がれる架空の古城跡と酷評を受けています。

元となった伯陽闘戦記は尾高城岡成城としたり、地名を武将へ擬人化するなど記述の全てが創作と疑われますが、現地に残る平削地や周辺の地形から久明山に城砦が所在したことは創作話ではないと考えます。

(西伯郡南部町阿賀及び西伯郡南部町法勝寺)

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