【 伯耆古城図録(倉吉市篇) 】打吹城小鴨丸

最終更新日

2022/12/14

【 伯耆古城図録(倉吉市篇) 】打吹城小鴨丸

打吹城の本丸から20メートルほど北へ下がった場所に所在したと伝える出丸です。

天正年間、南条元忠が南条家の家督を継いだ際、小鴨元清が後見役に任じられた頃の築城と考えられ、打吹山の山塊に所在する施設としては一番新しい城砦施設となります。

伯耆民談記にも凡その規模が記されていますが、戦時中には「ち号演習」、21世紀に入ってからでも2度の地震の影響を受けていることが判っている上、藪で隠れているため一番の見所とされる畝状竪堀群もなかなか確認が難しいです。

(鳥取県倉吉市仲ノ町)

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