官途名に因む
大蔵丞
不詳
吉川元春の部将。伯耆国條山城に在番。
1580年(天正8年)
南条氏の拠る伯耆国岩倉城に対する向城として條山城が築城されると田根兵部と共に在番し、城兵を駐屯させ戦に備えた。
右長和田八月十三日合戦之後(略)羽衣石付城を被仰村、高野宮には山田出雲守直重、城山之城には岡本大蔵、松ヶ崎城には小森いづみ守、右三城とも羽衣石城御手当也(略)
1580年9月21日(天正8年8月13日)
長和田の戦いで城山城(伯耆国條山城)に布陣していたことが記される。(山田覚書)
吉川家文書では1569年7月12日(永禄12年閏5月28日)に「岡本大蔵丞」、1617年5月28日(元和3年4月24日)に「岡本大蔵」とする記述が見える。
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