所 属
佐々木
よみがな
人物名
たどころ なにがし
田所某
官 途
出身地
生 年
没 年
氏
姓
諱
列 伝
鎌倉幕府方の佐々木清高の執事(参軍)。
伯耆之巻 「群書類従所収」
隠岐の帝をば奈和庄地頭村上又太郎長高が取奉て船上山に楯籠候。彼等が手柄の者、其上一族多く候也。延々にては難儀たる可く候。方々より一族馳集候ば縦(たとえ)日本国の勢を以て攻られ候とも一且は叶候まじ。承候へば折節館には人無き由承候。僅かに百騎には過候まじ。長高(如)何に武しと申共無勢にて候へりは何事候べき。時刻を移さず早寄給え。
1333年4月17日(元弘3年3月3日/正慶2年3月3日)頃
伯耆国小波城で佐々木清高と合流した稲井瀬弘義、梶岡入道は早急に船上山の名和長年を攻めるよう進言している。
稲井瀬弘義、梶岡入道が進軍を開始しようとしたところを制止している。(伯耆之巻 「群書類従所収」)