武将列伝帖

ふくより こうずけのかみ

福頼上野守

【氏】不明【姓】不明【名】福頼【通称】上野守【諱】不明

別 名

福頼沙弥(ふくより しゃみ)

出 身

不明

官 途

上野守

所 属

伯耆山名氏

生 年

不明

没 年

不明

 

- 列 伝 -

伯耆福頼氏の祖とされる人物で伯耆国福頼城の城主。

宇多河荘福頼周辺に勢力を持ったと伝える。

 

1422年(応永29年)、伯耆国の守護職、山名氏之の被官とされ、大山寺領の行政官であったとも伝える。

山名氏之からの信頼は厚く、一族は伯州衆の中でも最高位(行松氏などと同格)の待遇となっている。(※福願氏と記述される)

 

大山雑考

福頼上野守沙弥、宇田川村福頼の城主なるべし。

 

大山雑考を始め、地元郷土史などでは福頼の城主とする。

沙弥と称されることから仏門に入って日が浅いことは判るがこの時の年齢は不詳。

 

宇田川村は1889年(明治22年)に福頼村、富繁村、稲吉村など9村の合併により成立しているため「宇田川村福頼の城主」の記述を単純に頼れば福頼城の城主が推定される。

福頼城より東の富繁村(旧外構村)に所在した伯耆国富繁城伯耆山名氏福頼氏とも関係が深く富繁城の城主とも考えられる。

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