不詳
六尾
出羽守
石見国の城主であったが戦国時代に伯耆国へと住居を移し、転移に伴い伯耆国六尾城を築いたと伝える。
伝承には1524年(大永4年)、尼子経久による伯耆国侵攻(大永の五月崩れ)によって討死と伝わり、村民が遺徳を忍んで家名を村名としたことを六尾村の始まりとしている。
鳥取県神社誌(子守神社)では子守神社の造営を六尾城鎮護のためとしている。
中古の戦乱の後に六尾一族が当地に居住したことを六尾村の始まりとしていることから応仁の乱の頃、当地へ移ってきていたと推定される。
六尾集落の火見櫓の下に「六尾出羽守之墓」と刻まれた碑が遺っている。
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